『綿の国星』~やわらかくフワフワしたファンタジー漫画
![]() 写真は文庫ではなく選集 | |
| 書名 | 綿の国星 |
| 著者 | 大島 弓子 |
| 出版社 | 白泉社 |
| 体裁 | 文庫本(漫画) |
| 価格 | ¥570 (税込) |
| 評価 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
「グーグーだって猫である」という映画が明日9/6(土)から公開されますが、その原作を書いた大島弓子氏の昔の作品です。
文庫本では、「ちび猫」を主人公とした短編漫画が収められているようです。
(私は持っているのが「選集(第一話~八話まで掲載)」なので詳しいことはわかりません・・・)
「グーグー・・・」は、実際の猫と大島氏の生活を描いたエッセイ漫画ですが、この「綿の国星」は、完全なるフィクションで猫を主人公とした漫画です。
短編一話完結スタイルなので、とても読みやすいです。
ある夫婦に飼われていたチビ猫は、夫婦が生活苦で夜逃げした時に捨てられてしまう。
まだ子猫だったチビ猫は、死にそうなところを予備校生時夫に助けられ、須和野家で新しい生活を始めることになる・・・
チビ猫がとても愛らしく、その感性を通じてこの世の常識、驚き、感動、恐ろしさなどが描かれていきます。
細い線でフワフワと描かれ、チビ猫も擬人化しているため、ファンタジーの絵本を読んでいるキモチになります。「少女漫画」というジャンルであまりお目にかからない漫画だと思います。
猫が主人公ですが、擬人化されているのもあり、猫好きじゃなくても楽しく読むことができると思います。
今ではすっかり猫マニアとして名高い?大島氏、実はこの「綿の国星」を描いた当時は猫を飼っていなかったらしい!!その事実にビックリするくらい、良く描けています。
大島氏はこの漫画を発表したあと、ふとした縁で「サバ」という猫と暮らすことになり、そのエッセイ漫画が「サバの夏が来た」「サバと秋の夜長」として発表されています。
サバが擬人化されているので、まるで人間との同居生活を描いたような感じになっていて、純粋な猫漫画と違って面白いです。
「グーグー・・・」は、このサバ猫が亡くなってしまったところから始まります。
映画は試写等を見ていませんが、サイトのあらすじを確認すると、原作と大分違うのかな・・・と、ちょっと思っています。
それから・・・実は「グーグー・・・」は、第一巻だけしか読んでいません。その後、最新刊をチラッと立ち読み(スイマセン)したのですが、体調を崩されて入院したり、今は猫をかなり多くの数飼っていたり、とファンとしてちょっとドキドキしちゃうような展開になっているようです。「グーグー・・・」は擬人化されていません。
猫好きはともかく、猫に特別感情は無い人は、最新の話しよりも「綿の国星」や「サバ・・・」の方がストーリーに入っていけるのでは、と個人的には思います。(私は氏の昔の作品が好きです・・・)
★映画「グーグーだって猫である」公式サイト http://www.gou-gou.jp/top.html
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すごい昔なので、最終話がどうだったか覚えていませんが、所々ストーリーを覚えています。
自分の子を食べちゃう母猫の話、避妊手術した猫の話、チビ猫に色々諭してくれるラフィエルも忘れられない存在です。
また1巻から読みたくなりました♪
かなり昔の漫画なので、同じファンがいるのはうれしいです♪
私も、読み返したのは久しぶりで、ほんわかした気分になりました。
印象的な話が結構ありますよね!
でも、私もラストを覚えていません^^;
ホントは、映画「グーグーだって猫である」にあわせ、本も「グーグー・・・」を紹介しようと思ったのですが、「綿の国星」の方が好きだったので、こちらの紹介にしてしまいました♪