『ゴールデンスランバー』~2008年本屋大賞受賞作品!
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| 書名 | ゴールデンスランバー |
| 著者 | 伊坂 幸太郎 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 体裁 | ハードカバー |
| 価格 | ¥1,680 (税込) |
| 評価 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
どうも、私はひねくれ者なので、有名な賞を取った作品とかベストセラー作品にあまり触手が動きません。。。
が、「まぁ、話題になってるし、本屋さんが選んだし、ミステリーみたいだし」と思って読んでみたのが、本作品。伊坂作品としても初めて触れました。タイトルのゴールデンスランバー[Golden Slumber]は直訳すると「黄金のまどろみ」。素敵な言葉です


作中では、ビートルズのナンバーとして出てきます。
冒頭部分は、普通に読んでいたのですが、第4部「事件」の章に入った途端、止まらなくなりました!
一気に読破したのは久しぶりかも。(おかげで眠い・・・
)冒頭部分で、JFKを思わせる「首相暗殺爆弾テロ」事件が勃発!
事件が起こったのは、杜の都仙台。
警察は素早く厳戒態勢を引き、間もなく一人の男が容疑者として浮かび上がった。
元宅配ドライバーという一見普通の男は、ちょっとした美談で2年前に有名になっていたが、今回は犯罪者としてマスコミに登場するはめに。
首相暗殺という大事件の容疑者確保のためにかつてない包囲網を展開する警察、その執拗な警察から逃げ回る容疑者、その逃亡劇を容疑者の過去の美談を持ち出して脚色しながら流し続けるマスコミと、それを面白がって眺めている一般視聴者。
それぞれの立場の対比、テンポの良い展開、伏線も無駄なく生きています。
ただ、その伏線がちょっと強引というか、ご都合主義っぽく感じる部分も個人的にはありましたが、それもほとんど気にならないくらい、ストーリーに引き込まれました。
第1部~第3部では事件を客観的に捉えた様子で、事件像がパラパラと散らばっている感じです。それが、第4部の容疑者の視線になったところから、少しずつその事件像がはまってきます。
何より、容疑者が包囲され追い詰められていく様子に、自分もはまっていってしまいました。
「逃亡者」ストーリーが好きな方は、はまること間違いないです!
P.S.
本屋大賞受賞してから、数ヵ月後の今読んだのは、図書館の予約待ちをしていたから。
なんと、16人目でした!!そして、この後も予約が入っているらしいです。
P.S.2
実はこの本を読んでいたのは8/31・・・そう、福田総理が辞任した前日です
総理暗殺の本を読んでいて、総理辞任の報を受け取る・・・なんか、ちょっと運命的?でした。
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